国会議員の会食ルール化へ 4人以下、午後8時まで 「子どもじゃあるまいし…」の声も

2021年1月6日 23時31分
新型コロナウイルス対策政府・与野党連絡協議会にオブザーバー出席した自民・森山(手前左)と立憲民主・安住の両国会対策委員長 (5日)

新型コロナウイルス対策政府・与野党連絡協議会にオブザーバー出席した自民・森山(手前左)と立憲民主・安住の両国会対策委員長 (5日)

  • 新型コロナウイルス対策政府・与野党連絡協議会にオブザーバー出席した自民・森山(手前左)と立憲民主・安住の両国会対策委員長 (5日)
 新型コロナウイルス拡大に伴う緊急事態宣言の再発令に合わせ、与野党は6日、国会議員の会食について、ルールを設ける方向で調整を始めた。宣言が発令される東京など1都3県を対象に、人数は4人以下、午後8時以降は控えるよう、衆参両院で申し合わせる見通し。自民党の森山裕、立憲民主党の安住淳両国対委員長が会談し、ルール化を確認した。(川田篤志)
 一方、国会議員の会食について、日本医師会の中川俊男会長はこの日の会見で「国会議員に範をいただきたい。4人以下の会食なら感染しないと思うなら間違いです」と緊急事態宣言下での国会議員の会食の全面自粛を訴えている。
 森山氏は報道陣に、緊急事態宣言が出された際の国会議員の会食のルールは、議院運営委員会で協議するのが望ましいとした上で「国会議員が全く人と会わないというのは無理がある。人数を決めておいたほうが分かりやすい」と述べ、ルールに基づく会食に理解を求めた。
 ルール化について、ある自民党幹部は、支援者から誘いがあり会場に行ったら参加者が5人以上だったケースもあり、「ルール化することで事前に参加人数を確認し、5人以上なら断る口実になる」と意義を強調。中川会長の指摘に対しては「感染対策をしながら経済もできるだけ回さないといけない。(国会議員が会食を自粛すれば)飲食店だって困る」と反論した。
 別の自民幹部は「子どもじゃあるまいし、ルール化自体変な感じだ」と話した。
 国会議員の会食をめぐっては菅義偉首相が、政府が大人数での会食を控えるよう呼び掛ける中、5人以上の会食に参加し、インターネットなどで批判が噴出。菅首相は「国民の誤解を招くという意味において、真摯しんしに反省している」と語っていた。

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