緊急事態宣言再発令の菅首相会見、52分で打ち切り 官房長官に時間制限なしを求めたが…

2021年1月7日 22時16分
緊急事態宣言の再発令後、記者会見で質問を聞く菅首相。右は政府の感染症対策分科会の尾身会長=7日、首相官邸

緊急事態宣言の再発令後、記者会見で質問を聞く菅首相。右は政府の感染症対策分科会の尾身会長=7日、首相官邸

 菅義偉首相の7日の記者会見は、首相の冒頭発言後、内閣記者会の幹事2社(各社の持ち回り制)が順に代表質問した。その後、司会の山田真貴子内閣広報官が挙手した記者の中から指名。本紙記者は指名されなかった。幹事社を含め11人が質問。「次の日程」を理由に52分で打ち切った。
 会見には政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会・尾身茂会長が同席。首相が発言した後、5回にわたって補足説明をした。
 これに先立つ加藤勝信官房長官の会見では、首相会見の時間制限をなくすよう求める質問が出た。加藤氏は「時間制限を設けずに行うのは現実的ではない」と否定した。
 政府は首相の会見で、時間内に質問できなかった報道機関に対しては、会見後に提出した質問に書面で回答している。加藤氏はこうした対応も説明し、時間制限への理解を求めた。
 緊急事態宣言の発令を巡り、政府は衆参両院の議院運営委員会で報告を行った。野党は首相の出席を求めたが、与党が拒否。西村康稔経済再生担当相が質疑に応じた。立憲民主党の枝野幸男代表は衆院議運委で、首相を「多くの国のリーダーは先頭に立って国民に呼び掛けている。リーダーとしての責任、自覚が欠けている」と批判した。

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