<新型コロナ>埼玉県の商業、レジャー施設時短へ 緊急事態宣言の再発令で県の「お願い」に応え 

2021年1月9日 09時37分

伊勢丹浦和店の入り口には閉店時間繰り上げの案内が貼られた=さいたま市で

 緊急事態宣言の再発令を受け、埼玉県内の主な商業施設やレジャー施設では、営業時間の短縮に踏み切る動きが広がった。飲食店やカラオケ店以外の時短営業は法律に基づかない県からの「お願い」にとどまるが、各施設がそれに応じた形だ。 (近藤統義、杉原雄介、加藤木信夫、寺本康弘)
 デパートは相次いで閉店時間を早める。伊勢丹浦和店は午後七時(レストランは午後八時)、そごう(大宮、川口)と西武所沢S・Cは午後七時半(飲食店は午後八時)、ルミネ(大宮、川越)は午後八時にそれぞれ繰り上げる。浦和パルコ、コクーンシティ(さいたま市大宮区)も午後八時に閉店。イオンレイクタウン(越谷市)は専門店の営業は午後八時まで。映画館のイオンシネマも、十一日から午後八時までとする。
 生活必需品を扱うスーパーでは、コープみらい(さいたま市)が県内四十四店の閉店時間を午後七〜九時とし、通常より一〜三時間繰り上げる。ヤオコー(川越市)やベルク(鶴ケ島市)は原則、通常通り営業する方針。前回の宣言時に見られた買いだめについて、各社は「今のところ大きな動きは見られない」としている。
 鉄道博物館(さいたま市大宮区)は昨年六月以降、閉館時間を一時間早めて午後五時としており、さらなる時短はしない方針。担当者は「すでに入館券を事前購入制にするなど、密にならない対策をしている」と話した。
 県こども動物自然公園(東松山市)は、十七日までとしていた屋内アトラクションなどの休止期間を二月七日まで延長するが、園は通常通り営業する。県公園スタジアム課は「来園客が少ない時期なので、感染拡大の恐れは低いと判断した。自粛続きの県民に気持ちをリフレッシュしてもらうためにも公園は必要」としている。
 北欧童話ムーミンのテーマパーク「ムーミンバレーパーク」(飯能市)は、夜の特別イベント「アドベンチャーウォーク」の終了時間を一時間早めて午後七時とする。東武動物公園(宮代町)は、土日祝日に開催しているイルミネーションの時間を三十分短縮して午後七時半までとし、開催日の最終入園時間も午後六時半に繰り上げる。

◆さいたま市 一部市有施設の開館時間を短縮

 新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言を受け、さいたま市は七日、一部の市有施設の利用時間を午後八時までに短縮することを決めた。期間は二月七日まで。
 市危機管理課によると、対象は体育館やテニスコート、公民館や一部の図書館など百三十六施設。感染防止のため、年末年始に休館していた高齢者施設二十三カ所は、引き続き休館する。 (前田朋子)

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