渋沢栄一と北区テーマに 雑誌「東京人」が増刊号

2021年1月10日 07時07分

渋沢栄一(国立国会図書館所蔵)

 北区は、区ゆかりの実業家の渋沢栄一を題材にした雑誌「東京人」の増刊号「王子飛鳥山を愛した渋沢栄一」を発行する。二月に渋沢を主人公とするNHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」が始まり、飛鳥山博物館(王子一)に大河ドラマ館もオープンする。渋沢と区のつながりを広く知ってもらおうと冊子の発行を企画した。 
 渋沢は一八七七(明治十)年、現在の区内の飛鳥山に土地を購入。別荘地として使用した後、一九〇一(明治三十四)年から本邸として住み、三一(昭和六)年に九十一歳で亡くなるまで過ごした。
 冊子では、飛鳥山の邸宅跡や区内に残る渋沢の足跡を取り上げ、経済、歴史、文化など幅広い切り口から区と渋沢の関係を紹介。東京商工会議所の三村明夫会頭、一橋大学のクリスティーナ・アメージャン教授、渋沢史料館の井上潤館長の座談会、ドラマで渋沢を演じる俳優吉沢亮さんのインタビューも掲載した。
 また、赤羽を舞台にした漫画作品で知られる漫画家清野とおるさんが、赤羽や王子など区内の酒場の魅力を語っている。
 区シティプロモーション推進担当課は「大河ドラマ館を見た後に立ち寄れる店も紹介している。北区の魅力が詰まった一冊になっている」と語る。
 B5判百三十二ページ。七百四十円。十四日から全国の書店のほか区役所区政資料室、飛鳥山博物館、中央図書館でも販売する。 (砂上麻子)

渋沢栄一と北区を特集した東京人増刊号の表紙(区提供)


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