英国から男性帰国後、会食相手の2人が変異種感染 14日間の健康観察期間中に<新型コロナ>

2021年1月10日 21時47分
 厚生労働省は10日、東京都内の30代男性が英国から帰国後、新型コロナウイルスに感染が判明し、判明前に会食した10人のうち2人が英国で見つかっている変異種に感染したことが分かったと発表した。
 男性は先月22日に帰国した際、空港検疫で陰性となり、念のため求められていた14日間の健康観察期間中に10人と一緒に飲食を行っていたという。
 健康観察期間は空港検疫での判定ミスなどを想定し、同省が帰国者らに要請している。同省担当者は「健康観察期間中は食事会などを控えていただくことが前提で、残念なことと受け止めている」としている。
 男性は先月29日に陽性と判明。国のゲノム解析では変異種と確認できていない。しかし、厚労省は変異種が確認された2人は、この男性から感染したとみている。
 この2人は、いずれも都内在住の20代の男女で英国滞在歴はないという。男性の方は先月30日に発熱し今月8日に入院。女性は同2日に発熱し、入院先を探している。
 また、30代男性と無関係の、英国から帰国した都内在住の20代男性も空港の検査で陰性になったが、自主的に民間検査を受けたところ陽性と判明。さらなる解析で変異種と判明した。(井上靖史)

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