口のケアは大切 墨田区、介護予防を呼び掛け

2021年1月11日 07時02分

口の健康を維持するための体操を紹介する情報誌の1ページ

 新型コロナの感染拡大で高齢者の外出の機会が減り、心身機能の低下が懸念されることから、墨田区は、口のケアから介護予防を呼び掛ける無料情報誌の特別版(タブロイド判、表裏各一ページ)を作った。「お茶でむせる」「口が乾く」などの症状が続く口の虚弱状態「オーラルフレイル」が、全身に影響し要介護状態につながる可能性があり、口のケアの大切さを伝える。
 区では例年、公益社団法人「都向島歯科医師会」や一般社団法人「都本所歯科医師会」の協力で口腔(こうくう)ケアの講習会を開いてきた。本年度はコロナの影響で中止になったため、区内の公共施設や飲食店などで配布される民間のフリーペーパー「すみだノート」に特別版としてはさんで配布する。
 誌面では、食事をしっかりかんでおいしく食べるため、唾液腺マッサージや、かむ力を鍛えるトレーニング「パタカラ体操」など、自宅でできる口のケアを紹介。両歯科医師会が定期的な歯科健診を勧めている。
 区の担当者は「口が虚弱状態になると体に必要な栄養がとれなくなり、身体のフレイル(虚弱状態)につながりやすい。区として周知を続けていきたい」と話す。
 特別版は、両歯科医師会会員の歯科医院などで入手可能。問い合わせは同区高齢者福祉課=電03(5608)6178=へ。 (長竹祐子)

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