【中学】石泉ク【高学年】山野レッド【低学年】レッドサンズがV 東京23区少年大会

2021年1月7日 01時00分
 中学、学童低学年、同高学年の各部で東京23区ナンバーワンを競う、ヤクルトスワローズカップ第37回東京23区少年軟式野球大会(東京23区少年野球連盟主催、東京新聞・東京中日スポーツ後援)の決勝などが11月23日、東京・大田スタジアムで行われ、中学の部を石泉クラブ(練馬)、学童低学年の部をレッドサンズ(文京)、同高学年の部を山野レッドイーグルス(世田谷)がそれぞれ制した。優勝チームには優勝旗、東京ヤクルトスワローズ杯などが贈られた。  (鈴木秀樹)

【中学の部】


[photo] 優勝を決め、駆け寄って喜ぶ石泉クラブナイン


 ▽準決勝
石泉クラブ(練馬)1−0 上馬シニア野球クラブ(世田谷)
リトルジャイアンツ(葛飾)2−0 大森ホワイトスネークス(大田)
 ▽決勝
リトルジャイアンツ
    0000000|0
    001000x|1
石泉クラブ
(リ)早坂雄太郎、牟田口逸佳−早川豪
(石)曽我部峻−富浜琉心


守り勝ってつかんだ栄冠
 準決勝を1−0、決勝も1−0。一見、地味なスコアに見えるが、1回戦から全5試合での総失点がわずか「1」となれば、その数字の持つすごみはぐっと増す。

[photo] 中学の部で優勝した石泉クラブ


 「この大会はほとんど、調子の良い曽我部(峻)で行きました」と石泉クラブの荒川洋監督。その曽我部を温存した準決勝も、ダブルエースの荒川力が力強い直球で上馬シニア野球クラブ(世田谷)打線を0封した。「荒川は力のある速球が主体。僕は変化球で、ボールを動かして打ち取る。もうひとり、石毛(比呂弥)もいい投手なので、エース争いでは負けていられません」と曽我部。個性豊かな投手陣を柱に守り勝ってきたが、「本来は打のチーム」と主将の高橋蓮はきっぱり。「でも、この大会では、守りでリズムを作れるようになりました」と、自ら成長を感じている様子だ。
 都新人戦では、準優勝した強豪・上一色中(江戸川)に2−3で競り負けたが、「あの試合が自信にもなった」と指揮官。今大会の優勝で、さらに一段ステップアップ。「来年は全国優勝を目指す」(高橋蓮主将)という元気集団は、まだまだ伸びそうだ。

[photo] 中学の撫順優勝のリトルジャイアンツ


 ▽リトルジャイアンツ・木元健一監督「ヒットの数では上回っただけに、完封負けは悔しいですね。でも、1年生の早坂雄太郎が好投するなど、チームはここに来て上向き。今後に期待したい」






【学童高学年の部】


[photo] 学童高学年の部優勝の山野レッドイーグルス


 ▽決勝
山野レッドイーグルス
    21234|12
    00040|4
給田少年野球チーム
(山)笹崎昌久−一条皇慶
(給)大庭隼、外内煌真、小林優太、荻原慧隼−小林、荻原、小林
【本塁打】笹崎2、三澤響、木戸悠惺(山)


山野が打線奮起で圧倒
 世田谷対決となった決勝を、山野レッドイーグルスが大勝でものにした。

[photo] 決勝5回、2打席連続となる柵越え本塁打を放つ山野・笹﨑主将


 初回に2死から三澤響、木戸悠惺の連続適時打で2点を先取した山野は、その後も毎回得点。4回には3番・笹崎昌久と4番・三澤が両翼70メートル、中堅85メートルに設置された仮設フェンスを越える本塁打を続けて放つと、5回には2打席連続の笹崎と木戸がアベック弾。圧倒的な打力で給田を下して頂点に立った。
 ジャビットカップ優勝後、京葉首都圏大会ではジャビット杯準Vの深川ジャイアンツ(江東)に大敗、高円宮賜杯マクドナルド・トーナメントでも小平スピリッツ(小平)に2回戦負けを喫するなど、一時は落ち込んだ打線が、ここでは奮起した。「山野の野球ができました。優勝できてよかった」と笹崎主将。シーズン終盤の大一番で再び輝きを取り戻した打線に、応援席からねぎらいの声が飛んだ。

[photo] 学童高学年の部で準優勝した給田少年野球チーム


 ▽給田少年野球チーム・渡辺啓次監督「4回にさあ、というところで4点取ってくれたのは良かったのですが…点を取られすぎましたね。低学年の頃から、飛び抜けた中心選手はいないけれど、全員の働きで勝ってきたチーム。ここまで、よく成長してくれたと思います」
 ▽同・小林優太主将「負けてしまったのは悔しいけど、最後までみんなで戦えた。個性豊かなチーム。このチームでキャプテンできて最高です」



【学童低学年の部】


[photo] 学童低学年の部で優勝したレッドサンズ


 ▽決勝
レッドサンズ
    00201|3
    20000|2
桃一小野球クラブ
(レ)藤森一生、駒形翔太、藤森一−竹澤廉三郎
(桃)大橋叡刀−鐘ケ江勇人


レッドサンズ見事!逆転V
 初回、桃一小野球クラブに2点を先取されたレッドサンズは3回、岡田凛太郎と竹澤廉三郎の連打に続き、藤森一生が2点三塁打を放って同点に。以降は再び1点を争う緊迫の展開が続いたが、最終5回、レッドは内野安打の藤平拓視がバッテリーエラーで三進し、竹澤のスクイズで勝ち越すと、その裏、1死二、三塁までピンチを広げたものの、守り切って優勝した。

[photo] 優勝を決め、飛び上がってガッツポーズで喜ぶレッドサンズ・藤森一生投手


 「この大会はここまで、すべて先制逃げ切り。最後にこんな展開になりましたが、選手たちが落ち着いていた」とレッド・門田憲治監督。再登板を認めるルールのもと、最終回には、60球の投球制限まで残り7球を残した3年生エース、藤森一が1死二、三塁でマウンドに戻り、見事に桃一小打線を抑えてみせた。「『1点取られても』と思って、バックを信頼して投げられました。うれしい!」と藤森一。手に汗握る接戦を制して、見事にスワローズカップを勝ち取った。

[photo] 学童低学年の部で準優勝した桃一小野球クラブ


 ▽桃一小野球クラブ・鐘ケ江俊昭監督「最終回の攻撃ではサイン見落としもあったりして…。序盤には、思い通りの野球ができていただけに、悔しい結果ですね。ただ、選手たちはここまでよく戦ってくれた」

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