安倍氏、再質問状にも具体的回答せず 野党「ゼロ回答以下だ」と反発 桜を見る会夕食会問題

2021年1月13日 09時12分

2019年4月、「桜を見る会」で招待客と記念写真に納まる安倍首相(当時、中央左)と昭恵夫人ら=東京・新宿御苑で

 安倍晋三前首相の政治団体が主催した「桜を見る会」前日の夕食会を巡り、立憲民主党などの野党は12日、安倍氏宛てに送った再質問状への書面回答を公表した。費用補塡ほてんの原資の確認など3点の質問に対し、まとめて「既に回答している通り」として追加の説明はなく、野党側は「ゼロ回答以下だ」(立民・黒岩宇洋国対委員長代理)と反発している。
 野党は昨年12月、安倍氏の記者会見や衆参両院の議院運営委員会の質疑で積み残された疑問に関し、質問状を送付した。今月5日に書面回答が寄せられたものの、内容に不明確な点などがあったため、再質問状を提出。費用補塡の原資のほか、安倍氏が会場のホテル側に明細書や領収書の再発行を依頼したかどうかなどを重ねてただした。
 書面回答は12日付で届き、国会や記者会見、1回目の書面で回答した通りという一文だけ。黒岩氏は国会内で記者団に「安倍氏は自ら説明したいと言ったのに、言葉と行動が全く異なっていることに非常に失望を覚えた」と批判。回答では、国会で説明した場が地方議会の名称である「議会運営委員会」と誤記されていたことも指摘し「立法府に対する無知としか言いようがない」と強調した。(横山大輔)

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