「コロナは時計持ってない」小池知事、日中も外出自粛を呼び掛け 緊急事態宣言で
2021年1月13日 12時05分
東京都の小池百合子知事は13日、都庁で報道陣の取材に応じ、緊急事態宣言の再発令後の新型コロナウイルス感染防止策について、「午後8時以前だったらいいんだ、という話ではなく、不要不急の外出はお控えください、というのが、この緊急事態宣言の肝」と呼び掛けた。
小池氏や神奈川、千葉、埼玉の1都3県の知事は12日、菅義偉首相や西村康稔経済再生担当相らと会談し、緊急事態宣言後も人出が減っていないとの現状認識を伝えていた。
小池氏は「コロナはカレンダーを持っていない。もう一つ持っていないものが時計。ですから、午後8時であろうが、お昼間であろうが、不要不急の外出はお控えくださいと、ずーっと前から、言ってます」と強調した。
東京都医師会の尾崎治夫会長も12日、「午後8時までは、動いていいんじゃないかとのメッセージで伝わっている」と午後8時までの飲食店での時短が十分な効果を上げていないとの認識を示していた。
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