「行き当たりばったりでは困る」栃木県に緊急事態宣言、観光客激減で収束へ願い

2021年1月13日 18時43分
名物の餃子を専門とする「来らっせ」常設店舗は平日臨時休業となった=13日、宇都宮市で

名物の餃子を専門とする「来らっせ」常設店舗は平日臨時休業となった=13日、宇都宮市で

  • 名物の餃子を専門とする「来らっせ」常設店舗は平日臨時休業となった=13日、宇都宮市で
 「行き当たりばったりでは困る」「感染者が増え、仕方ない」。新型コロナウイルスの感染拡大で、13日に緊急事態宣言の対象地域に追加された栃木県では、観光関係者の戸惑いと冷静な声が交錯した。
 世界遺産に登録された社寺がある同県日光市。市観光協会によると、コロナ禍で下降していた観光客数は、1都3県に首都圏に緊急事態宣言が発令された今月上旬以降、さらに減った。旅館・ホテルなどは半数近くが休業している。
 同協会の福田栄仁事務局長は「お客さんの8割は首都圏の人たち。日光市でも感染者が増えており、宣言は仕方がない。早く収束してほしい」と願った。
 餃子の街・宇都宮市では、昨年12月にGo Toキャンペーンが中止になってから県外からの観光客が減少。年末から市内の感染者が急増し、地元客の姿もまばらになっている。
 餃子店でつくる宇都宮餃子会の直営店「来らっせ」は13日から2月7日までの平日、日替わり店舗とおみやげコーナーは時間を短縮して営業するが、常設店舗は休業する。
 鈴木章弘事務局長は「感染者数をある程度下げないと。増えたり減ったりで、対応するのでは立ちゆかなくなる」と場当たり的な政府の姿勢に懸念を表した。

関連キーワード

PR情報

栃木の新着

記事一覧