<国際編>先住民に敬意 国歌の歌詞変更

2021年1月15日 06時59分

記者会見するオーストラリアのモリソン首相=2020年5月、キャンベラで(ゲッティ・共同)

 オーストラリアは1日、国歌の1番「私(わたし)たちは若(わか)く自由だ」という歌詞(かし)を、「私たちは一つで自由だ」に変更(へんこう)しました。イギリスが入ってきた18世紀(せいき)後半より前から住む先住民アボリジニと、その歴史(れきし)や文化への敬意(けいい)を表すためです。
 オーストラリアのモリソン首相は昨年12月、「近代国家としてのオーストラリアは比較的(ひかくてき)若いかもしれないが、先住民たちの物語は古くからある」とし、「団結(だんけつ)の精神(せいしん)」に立って、このことを国歌に反映(はんえい)させるべきだと話していました。
 アボリジニは4万〜5万年前、オーストラリア大陸に渡(わた)ったとされ、狩猟採集(しゅりょうさいしゅう)をしてくらしていましたが白人に虐殺(ぎゃくさつ)、差別された歴史があります。オーストラリアはイギリス連邦(れんぽう)を構成(こうせい)する国の一つで、イギリス国歌を国歌としてきましたが、1984年に今の国歌を採用(さいよう)しました。

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