<調布陥没>「またですか」…3カ所目の空洞、大きさ判明 外環道のトンネル工事のルート上

2021年1月15日 11時24分
3カ所目の空洞が見つかったボーリング調査地点=東京都調布市で

3カ所目の空洞が見つかったボーリング調査地点=東京都調布市で

  • 3カ所目の空洞が見つかったボーリング調査地点=東京都調布市で
 東京外郭環状道路(外環道)の地下トンネル工事ルート上にある東京都調布市の住宅街の地中で14日見つかった3つ目の空洞の規模が長さ約10メートル、幅約4メートル、深さ約4メートルだったことが事業者の東日本高速道路の調査で判明した。同社関東支社は「ただちに地表面に影響を及ぼすものではないが、早期に空洞の充填作業に入りたい」としている。
 空洞が見つかった現場は、調布市東つつじケ丘2の公園内。東日本高速が行っていたボーリング調査で、地下約16メートル付近で見つかった。その約30メートル下では、昨年10月に市道で陥没が発生した直後に工事がストップするまで、直径約16メートルの巨大なシールドマシンによるトンネル掘削工事が進められていた。
 陥没発生後、11月に地中で見つかった1つ目の空洞は長さ約30メートル、2つ目の空洞は同約27メートル。東日本高速の社員から3つ目の空洞について説明を聞いた付近住民らは「またですか」「自分の家の下にも穴が開いているのではないかと考えると恐ろしい」とおびえた様子で語った。
 現場のすぐ近くに住む「外環被害住民連絡会・調布」の滝上広水代表は「これだけ陥没や空洞の発生が続くとは。驚き、あきれるしかない。工事の施工ミスと事前の地盤調査の不備など東日本高速の瑕疵は明らかだ」と話した。(花井勝規)

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