コロナ第2波で自殺16%増 目立つ女性の増加、家庭で過ごして母親に過度な負担か

2021年1月15日 23時24分
 東京都健康長寿医療センターなどのチームは15日、国内で新型コロナウイルス感染症の流行が始まった昨年2月から10月までの自殺率の推移を調べたところ、6月までの流行「第1波」では前年同期に比べ14%減少した一方、7月から10月までの「第2波」では16%増加したとの分析結果を英科学誌に発表した。
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 チームは第1波での減少について、政府の給付金や労働、通勤時間の短縮で精神的な負担が軽減されたほか、休校で子どもの負担も軽減されたと分析。
 特に昨年3~4月では、成人で減少傾向が顕著。女性で27%、男性で21%減少した。
 一方、第2波では女性は37%の増加で男性の5倍、20歳未満の子どもでは49%上昇した。チームは家庭で過ごす時間が増えたことで母親に過度な負担がかかったことも一因とみており、「性別や年齢などのグループに応じた対策をとるべきだ」としている。(共同)
 
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