ひたちなか海浜鉄道 阿字ケ浦〜海浜公園まで3.1キロ 国交省が延伸を許可

2021年1月16日 07時20分

国交省から延伸事業が許可されたひたちなか海浜鉄道=ひたちなか市の那珂湊駅で

 茨城県ひたちなか市内を走る第三セクター「ひたちなか海浜鉄道」が国営ひたち海浜公園まで延伸する計画で、国土交通省は十五日、延伸事業を許可したと発表した。国交省によると、地方鉄道の延伸は近年例がなく、全国的にも珍しい。
 ひたちなか海浜鉄道は、ひたちなか市が出資する第三セクターで、JR常磐線と接続する勝田駅と阿字ケ浦駅までの十駅(一四・三キロ)で運行する。
 延伸計画では、阿字ケ浦駅から海浜公園西口までの約三・一キロを結び、二つの駅を新設。勝田駅から海浜公園までのアクセスが向上する。総事業費は約七十八億円としている。
 市は当初、二〇一八年度中に国交省から事業許可の取得を予定していた。ただ、需要予測や収支計画などについて国との確認作業が長引き、申請提出は昨年八月にずれこんだ。
 二四年度の開業を目指すとしているが、開業時期も後ろ倒しになる可能性が高い。
 ひたちなか市企画調整課の田口清幸課長補佐は「公園へのアクセスの多様化や利用者の利便性を高めるため、引き続き必要な手続きを進めていきたい」と話した。
 大谷明市長は「延伸の実現に向けた大きな節目であり、沿線地域の活性化に向けた一歩だ」とコメントした。 (松村真一郎)

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