ペンス米副大統領が間一髪 逃げた1分後に暴徒が襲来 「首つりにしろ」と侵入 米議会襲撃事件

2021年1月16日 20時39分
14日、米ワシントンの議事堂前で、警戒する州兵に声を掛けるペンス副大統領=AP

14日、米ワシントンの議事堂前で、警戒する州兵に声を掛けるペンス副大統領=AP

  • 14日、米ワシントンの議事堂前で、警戒する州兵に声を掛けるペンス副大統領=AP
 【ワシントン=金杉貴雄】米連邦議会襲撃を巡り、議事堂にいたペンス副大統領が、暴徒が押し寄せる直前に危うく難を逃れていた様子を、米紙ワシントン・ポストが15日伝えた。トランプ大統領は、直前の集会でペンス氏を批判しており、暴徒の中には公職者に危害を与える意図を持った者もいたという。

◆暴徒が乱入後、14分間避難せず

 ペンス氏は当時、憲法の規定のもと上院議長として、大統領選の結果に基づきバイデン次期大統領の勝利を議会で公式認定する手続きのため上院本会議場にいた。議会には、ペンス氏の妻と娘も招待されていた。
 同紙によると、ペンス氏は暴徒の乱入が報告されても14分間避難しなかったが、その後警護官に連れられ家族と本会議場を離れた。暴徒が上院2階に押し寄せたのはそのわずか1分後だった。

◆「暴徒が暗殺を狙った証拠がある」とFBI

 暴徒は「ペンスを首つりにしろ」などと連呼。上院本会議場に侵入し、議長席に座るなどした。逮捕された被告はペンス氏の机に「時間の問題だ。正義は下される」と書き残し、連邦捜査局(FBI)は「暴徒たちが政府の公職者の拘束や暗殺を目指していた証拠がある」と指摘している。
 米メディアによると、トランプ氏は事件発生後に議会への州兵派遣に応じようとせず、最終的に派遣を承認したのはペンス氏だったという。

PR情報

国際の新着

記事一覧