<新型コロナ>感染22件を労災認定 医療、福祉系「経路不明でも請求を」

2021年1月17日 07時39分
新型コロナウイルス(NIAID提供)

新型コロナウイルス(NIAID提供)

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 群馬労働局は業務中に新型コロナウイルスに感染したとして労働災害と認定された事例が八日現在で二十二件あったと明らかにした。同労働局は「業務が原因で感染した場合に加え、感染経路が不明でも感染リスクが高い職場で感染した場合なども対象になり得る」として積極的な請求を呼び掛けている。
 同労働局によると、県内で同ウイルスに関連する最初の労災請求が労働基準監督署にあったのは昨年六月上旬。それ以降にあった二十二件全ての請求を労災と認定し、保険の支給をした。内訳は医療業が八件、福祉や介護などが十四件だった。
 厚労省によると、全国では昨年十二月二十八日現在で二千七百二十件の請求があり、労災が認定された千四百七十五件のうち千四百四十二件で保険金を支給した。
 ウイルス感染については医師や看護師、介護従事者は業務外で感染したことが明らかな場合を除き、原則として労災保険の支給対象としている。医療従事者以外でも、勤務している飲食店や保育園などで同時期に複数の同僚が感染確認されるなどクラスター(感染者集団)が発生し、感染が業務によるものと判断されると給付の対象となる。
 同労働局の担当者は「仕事以外に感染の心当たりが無い場合には認定しやすい。気軽に最寄りの労基署に電話で相談してほしい」と話している。 (市川勘太郎)

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