新型コロナ 神奈川で自宅待機中の70代男性死亡 保健所は調査できず「人手足りず限界」 

2021年1月17日 08時30分
神奈川県

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 神奈川県は16日、新型コロナウイルスに感染していた大和市の70代男性が、県所管の保健所の聞き取り調査前に死亡したと発表した。調査前の医療機関の診断では軽症だった。死因や死亡日時は不明という。
 県によると男性は9日、転倒によるけがで医療機関に救急搬送された。37・3度の熱があったため検査を受け、軽症と判断されて帰宅した。翌日に陽性と分かり、医療機関は男性に連絡。11日に保健所へ届けた。
 保健所は病歴などを確認するため、13~15日に男性に電話したが連絡がつかず、15日に男性宅を訪問し、死亡しているのを見つけた。男性は1人暮らしだった。
 保健所の対応について、県の担当者は「人手が足りず、男性の基本情報も不明な中、どれだけ優先するべきか分からず、やれる範囲の限界だった」と述べた。県所管の保健所では十六日時点で、PCR検査などで陽性になった人のうち、350件以上を調査できていないという。(米田怜央)

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