茨城県独自の緊急事態宣言をきょう発令 市町村施設でも利用制限広がる

2021年1月18日 08時38分
<コロナと生きる@いばらき>

水戸芸術館前の掲示板に張り出された臨時休館を知らせるポスター=水戸市で

 新型コロナウイルスの爆発的な感染拡大を受けた県独自の緊急事態宣言は十八日、発令される。不要不急の外出自粛や全飲食店に夜間の営業時間短縮の要請、県立図書館を除く県有施設の休館などが柱で、期間は二月七日まで。これに伴い、市町村レベルでも公共施設の利用を中止したり、利用時間を制限したりする動きが広がっている。 (松村真一郎、宮尾幹成、荒井六貴)
 「お客さんはがっかりするかもしれないが、実施する公演もあるので、期待に沿えるようにしたい」
 七日までの臨時休館を決めた水戸芸術館(水戸市)の上田航也事務局長は状況をそう説明する。
 休館とはいうものの、期間中に予定されている演劇公演「ピーター&ザ・スターキャッチャー」と「グレーのこと」は、座席数を半分にするなどの感染対策を講じた上で実施する。いずれの公演も事前予約制で「グレーのこと」のチケットは既に完売している。
 一方、二公演の取りやめを決めている。うち二月二十一日予定の「新ダヴィッド同盟 第六回演奏会」は、欧州から演奏者が来日する必要があったため、中止に。いずれも、チケットの払い戻しを受け付ける。方法は芸術館のホームページに掲載している。
 市内では各図書館や博物館、体育施設なども休館や利用中止となる。
 つくば市では、ノバホールやアルスホールを休館させる。会場を無観客にしてオンライン配信することは可能。また屋外の野球場は午後五時以降、サッカー場は午後八時以降は使用できない。筑波山の駐車場や観光案内所は営業を続ける。
 古河市は百三施設を休館や利用制限すると発表した。「道の駅まくらがの里こが」は、営業時間を二時間短縮し午後六時までとした。子育て支援センターは、電話相談のみで対応する。
 県独自の緊急事態宣言で休館になる県有施設は、ザ・ヒロサワ・シティ会館、県立歴史館、県近代美術館(水戸市)、竜神大吊橋(おおつりばし)(常陸太田市)、天心記念五浦美術館(北茨城市)、カシマサッカースタジアム(鹿嶋市)、ミュージアムパーク県自然博物館(坂東市)、アクアワールド県大洗水族館(大洗町)、袋田の滝観瀑台(大子町)などとなっている。
 県内全域の全ての飲食店を対象にした営業自粛は、午後八時〜翌午前五時(酒の提供は午後七時まで)で要請している。
 全期間で営業時間短縮に応じた店舗には、一日当たり四万円の協力金を支払う。十七日まで「感染拡大市町村」に指定されていた二十八市町村については、その期間分も上乗せする。
 時短営業や協力金の問い合わせは、県の窓口=電029(301)5393=へ。当面、土日祝日を含む午前九時〜午後五時に受け付ける。

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