千葉県内でのコロナ倒産17件 支援策奏功で一定の抑制も「影響が長引けば効果薄れる」

2021年1月19日 08時01分
 帝国データバンク千葉支店は、新型コロナウイルス感染拡大の影響による昨年の千葉県内の企業倒産件数は十七件だったと発表した。
 同支店によると、倒産したのは水産加工業や結婚式場経営、内装業、ビジネスホテルなど。経営不振に感染拡大に伴う休業要請や外出自粛などが間接的に影響したケースもあった。
 昨年の県内全体の倒産は二百二十七件で、前年比9・2%減。負債総額は約二百二十九億円で前年比15%減だった。同年四〜五月の緊急事態宣言発令に伴う営業自粛などで景況感は急速に落ち込んだものの、六月以降は改善。同支店は「コロナ対応の各種給付金や雇用調整助成金、金融機関の実質無利子・無担保融資などの支援策が奏功し、倒産の抑制に一定の効果がみられた」と分析している。
 一方で現在、緊急事態宣言が再度発令中で、景気回復にブレーキがかかる見通し。同支店の担当者は「影響が長引くと支援策の効果は薄れる。コロナ収束が見通せない状況が続けば倒産の増加が懸念される」と指摘する。 (太田理英子)

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