池袋暴走事故 遺族が飯塚被告を提訴「早く真実を被告から聞きたい」 

2021年1月19日 17時06分
妻の真菜さんと長女の莉子ちゃんの遺影を前に記者会見に臨む夫の松永拓也さん (2020年10月)

妻の真菜さんと長女の莉子ちゃんの遺影を前に記者会見に臨む夫の松永拓也さん (2020年10月)

 東京・池袋で2019年4月に起きた乗用車暴走事故で、妻の松永真菜さん=当時(31)=と長女莉子ちゃん=同(3つ)=を亡くした拓也さん(34)が19日、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪に問われた旧通産省工業技術院の元院長飯塚幸三被告(89)に、損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こしたと明らかにした。
 拓也さんは19日、東京地裁で開かれた飯塚被告の公判後に記者会見し「早く真実を被告から聞きたい」と説明。提訴は昨年10月8日付で、請求額などは公表していない。刑事裁判で被告本人の話を聞ける時期の見通しが立たなかったため、提訴したという。
 起訴状によると、被告は19年4月19日昼すぎ、東京都豊島区東池袋4丁目の横断歩道を自転車で渡っていた2人をはねて死亡させ、助手席の妻を含む男女9人に重軽傷を負わせたとしている。
 昨年10月の初公判では「車に何らかの異常が発生し、暴走した」と無罪を主張した。(共同)

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