消えた「復興は国の責務」を枝野氏が批判、菅首相は直接答えず 衆院代表質問

2021年1月20日 18時00分
衆院本会議に臨む菅首相(奥右)。手前は代表質問をする立憲民主党の枝野代表

衆院本会議に臨む菅首相(奥右)。手前は代表質問をする立憲民主党の枝野代表

  • 衆院本会議に臨む菅首相(奥右)。手前は代表質問をする立憲民主党の枝野代表
 立憲民主党の枝野幸男代表は20日の衆院代表質問で、東京電力福島第一原発事故で被災した福島県内の市町村の将来像を巡り、政府の有識者検討会が改定する提言の概要案に、従来はあった「復興・再生は国の責務」の文言が盛り込まれなかったことを批判した。菅義偉首相は直接答えなかった。枝野氏は質問の際、この問題に関する18日付の本紙報道に言及した。
 枝野氏は概要案に加え、菅政権発足時の内閣基本方針に東日本大震災や原発事故の記述がなかったことも触れ「政府の中で風化が始まっているようにみえてならない」と指摘した。
 首相は、復興政策の現状について「発災から10年を迎え着実に進展している一方、被災者の心のケアなどの課題が残る」と説明。福島の復興・再生については「中長期的な対応が必要」とし、引き続き最重要課題として取り組む姿勢を強調した。 (中根政人)

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