昭和の日常生活へ 「茶の間」再現、家電など60点 高崎の県立歴史博物館で

2021年1月21日 07時21分

洗濯の移り変わりが分かる展示=高崎市で

 暮らしが大きく変化した昭和三十〜四十年代を中心に、当時の家電など計約六十点を紹介するテーマ展示「昭和のくらしをのぞいてみよう」が、高崎市綿貫町の群馬県立歴史博物館で開かれている。新型コロナウイルス対策のため観覧は事前予約制。二月七日まで。
 昭和の日常生活を実感してもらおうと、会場に「茶の間」を再現。畳敷きの部屋には家族が囲んで食事するちゃぶ台、人形などを飾る茶だんす、白黒テレビや黒電話を置いた。夏の夜の就寝中に蚊に刺されないよう、布団の周囲を覆う蚊帳も並ぶ。
 家事を支える道具と家電は、徐々に機能を追加して便利になった様子を紹介。洗濯では、たらいで服などの汚れを落とす洗濯板の後、自動で洗濯し洗濯物を手動でローラーに通して脱水する機能が付いた「ローラー式洗濯機」が登場。その後、洗濯槽に脱水槽も加わった「二層式洗濯機」に進化した歴史が分かる。
 釜とおひつから保温機能がある電気炊飯器に、氷を入れた冷蔵庫から電気式になる経緯も見学できる。
 同館教育普及係の中村みき主幹は「昭和を知る世代には懐かしい思い出を語ってもらい、知らない世代は暮らしの変化を考える機会になれば」と話している。
 開館は午前九時半〜午後五時。月曜休館。常設展の観覧料で見学でき、一般三百円、高校・大学生百五十円、中学生以下無料。問い合わせは、同館=電027(346)5522=へ。(市川勘太郎)

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