青紫色のドレスに込めた「結束のメッセージ」 ハリス米副大統領

2021年1月21日 20時43分
20日、米ワシントンの連邦議会議事堂での就任式で宣誓するハリス米副大統領=UPI・共同

20日、米ワシントンの連邦議会議事堂での就任式で宣誓するハリス米副大統領=UPI・共同

 就任式では、人気の若手黒人デザイナー、クリストファー・ジョン・ロジャーズ氏による鮮やかな青紫色のコートとドレスに身を包んだ。共和党は赤、民主党は青がシンボルカラーで、混ぜると紫になるため、米メディアは「結束のメッセージ」と相次ぎ報じた。
 就任宣誓では連邦最高裁初の黒人判事でリベラル派の故サーグッド・マーシャル氏が使用した聖書を使用。最高裁初のヒスパニック(中南米)系で女性のソニア・ソトマイヨール判事が立ち会った。女性、黒人、アジア系で初の副大統領誕生の瞬間は多様性を象徴する光景となった。
 父はジャマイカ系の経済学者、母はインド系のがん研究者。インドから移民し育ててくれた母を特に尊敬し、バイデン氏勝利が決まった昨年11月には「私が今ここにいるのは、母や何世代にもわたり、自由と平等、正義のために闘い続けた黒人、アジア系、白人、ヒスパニック系、先住民の女性のおかげだ」と述べた。
 首都ワシントンの黒人系名門校ハワード大を卒業。地元カリフォルニア州の司法長官を務めた際は、デラウェア州司法長官だったバイデン氏の長男故ボー氏と、住宅の不法差し押さえ問題に取り組んだ。2017年に上院議員に転身。夫で弁護士のダグラス・エムホフさんは史上初の「セカンド・ジェントルマン」になる。56歳。(岩田仲弘)

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