<各市の予算案>小金井市 ワクチン事業1億5600万円

2021年1月22日 07時11分

記者会見で新年度予算案を発表する西岡真一郎市長=小金井市役所で

 新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策を最優先に、ワクチン接種事業に約一億五千六百万円を計上。西岡真一郎市長はワクチン接種を「唯一の光明」とし「市だけでなく、市医師会、薬剤師会でチームを作り対応したい」と語った。
 コロナ禍で市民税を中心に市税収入が約五億七千万円減ることを受け、緊急輸送道路の沿道建築物の耐震化助成金を前年度比で約三億円減額したほか、都市計画道路の用地取得費の計上見送りでさらに約三億五千万円を切り詰めた。
 重要課題の待機児童の解消対策には六億五千八百万円を計上。認可保育所の六園新設や既存保育所の定員拡大などで一気に四百二十人分の定員を増やす。
 東町の二枚橋焼却場跡地に不燃・粗大ごみ積み替え・保管施設を建設する費用約十億三千七百万円を計上した。二階建て延べ千七百五十平方メートルで、月内に着工し、来年三月の完成を目指す。 (花井勝規)

◆小中学校のトイレ 100基を洋式に改修

 小金井市は38・4%と都内の自治体で最低となっている小中学校のトイレ便器の洋式化率を引き上げようと重い腰をあげた。洋式化率50%を目標に掲げ、新年度当初予算案に改修工事費七千五百八十八万円を計上した。現在市内の学校に計九百六十基ある便器のうち、百基が和式から洋式に入れ替わる。
 大熊雅士教育長は洋式化が遅れた原因について「小中学校の長寿命化計画に伴う大規模改修とタイミングを合わせて進めていこうと考えていた」と説明した。
 文部科学省による昨年九月の全国調査では、都内の自治体では荒川区の99・4%を筆頭に、二位の調布市97・1%、三位の立川市95・1%−と洋式化率が高い。低い方をみると、最低の小金井市以外では多摩地域の青梅市44・3%、東村山市45・1%、八王子市47・5%−が目立つ。

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