世阿弥作品 林望が解釈

2021年1月22日 07時13分
 室町時代に能を大成させた世阿弥の作品を分かりやすく解釈した「謹訳 世阿弥能楽集 上」=写真=が檜書店から出版された。著者は「リンボウ先生」の愛称で知られる作家で、国文学者の林望(はやしのぞむ)。
 現代語訳に際し、通読しやすくするため、注釈などは用いず、登場人物が詠んだ歌や漢詩句などはかみくだいて紹介している。
 同書には、隔月刊誌「観世」に連載中の「能の本」で取り上げた「敦盛(あつもり)」など、二十五曲を収めた。難解な能の謡や物語も、鑑賞前に読むことで理解の手助けになりそうだ。千九百八十円。下巻も刊行の予定。

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