コロナ禍が影響か…昨年の自殺者2万人超 女性の増加が顕著、小中高生は過去最多

2021年1月22日 13時29分
 2020年の自殺者が2万919人に上ったことが22日、警察庁の自殺統計(速報値)で分かった。新型コロナウイルスの感染が拡大した昨年は、19年の確定値から750人増加(対前年比3・7%増)。前年を上回ったのは09年以来となる。男性は11年連続で減少となった一方、女性は増加に転じ、過去5年で最多に。女性の自殺者増が顕著な上に、小中高生は同様の統計のある1980年以降で最多となった。
 データを分析した厚生労働省自殺対策推進室は「厳しい状況だ。コロナ禍がさまざまに影響している可能性がある」としている。
 自殺者数の速報値では、男性が1万3943人(135人減)、女性が6976人(885人増)だった。
 現時点では、年齢や職業、原因別の詳細なデータは11月分までの公表にとどまる。小中高生の自殺者は440人で、内訳は小学生13人、中学生120人、高校生307人。 (共同)
 
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