池江璃花子 日本選手権参加標準突破 「悔しい」4位 競泳・北島康介杯、100自

2021年1月23日 12時06分

女子100メートル自由形予選を終えた池江璃花子=東京辰巳国際水泳場で

 競泳の北島康介杯第2日は23日、東京辰巳国際水泳場で行われ、女子100メートル自由形の池江璃花子(ルネサンス)は55秒35で4位だった。2021年の初レースで、東京五輪代表選考会を兼ねる4月の日本選手権の参加標準記録をクリアした。(共同)

◆「勝負の世界は甘くない」

 五輪経験者が6人と国内のトップクラスが集った女子100メートル自由形決勝で、池江が55秒35で4位に入った。白血病から復帰3戦目にして初の100メートルでの個人種目。だが、昨年10月の日本学生選手権50メートル自由形と同じ順位に「また4番だったというのは悔しかった」と振り返った。
 前半50メートルを7番手でターン。じわじわと追い上げ、先行する選手を捉える展開にも納得はしていなかった。「体が固まってしまった。焦りの気持ちになって後半はうまく泳げなかった」。復帰後の実戦経験がまだ足りず、ペース配分は手探りの状態。「レースの環境に慣れていない自分がいる」と課題を口にした。
 東京五輪の代表選考会を兼ねる4月の日本選手権の参加標準記録(56秒53)を突破し、今大会で掲げていた目標はクリアした。ただ、東京五輪については「今日泳いでみて、チャンスがあるかなって疑問が生まれた。勝負の世界は甘くないと痛感した」と慎重に語る。
 今年に入りこれまでの週4日から週5日の練習も試している。体調優先に変わりはないが、「勝ち負けにこだわっていかないといけない立場になる。目の前のチームメートに勝つとか、細かいところに集中してやっていきたい」。地道な取り組みを継続し、レベルアップを図っていく。(磯部旭弘)

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