ダム建設の功罪 考えるきっかけに 28日に日比谷図書文化館でドキュメンタリー映画上映会

2021年1月24日 07時15分

脱ダムをテーマにしたドキュメンタリー映画の一場面=「悠久よりの愛」上映委員会提供

 ダム建設に揺れる地域にカメラを向け、人びとの声に耳を傾けたドキュメンタリー映画「悠久よりの愛〜脱ダム新時代」の試写会が二十八日、千代田区の日比谷コンベンションホール(日比谷図書文化館地下一階)で開かれる。制作した映画プロデューサーの矢間(やざま)秀次郎さん(80)=小金井市=は「ダム問題の功罪について考えるきっかけにしてほしい」と話す。 (小松田健一)
 矢間さんは原発など社会問題に関する作品を手掛けてきたが、中でもダムには五十年以上前から関心を持ち、各地に足を運んできた。映画はダムの撤去、建設阻止、そして計画進行中の三つに的を絞り、地元の人々へのインタビューなどで構成している。
 民主党政権時代に計画がいったん中止されるなど地元が翻弄(ほんろう)され、昨年に完成した八ッ場(やんば)ダム(群馬県)のほか、日本で初めて撤去が実現した荒瀬ダム(熊本県)、地元住民が建設に反対し、長崎県が土地の強制収用に踏み切った石木ダム(同県)などを取り上げる。上映時間は百十分。
 矢間さんは「これまでのダム問題への取り組みの集大成と考えている」と、内容に自信を見せる。
 三月十一日に武蔵野市の「武蔵野スイングホール」、同月二十七日に宮城県気仙沼市での上映が決定。各地で上映会を開いてくれる人を募っている。
 コロナ対策で座席数を半分に減らしており、定員は百三人。午後二時に上映開始。前売り券千円、当日券千五百円。いずれも事前申し込みが必要。住所、氏名、電話番号、枚数を記載して上映委員会事務局の矢間さん方=ファクス042(381)7770、またはメールh-yazama@oregano.ocn.ne.jpで申し込む。問い合わせ先も同じ。

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