<ひとキラリ>日本一 さらなる高みへ

2021年1月24日 07時27分

◆「うれしい 高校でも優勝を」
 小中学生エアーライフル射撃選手権 横芝光・光中3年 吉野さん

太田安規市長(右)に優勝を報告する吉野拓海さん=匝瑳市役所で

 横芝光町立光中学校三年の吉野拓海さん(15)=匝瑳市八日市場ホ=が、昨年十月四日に開かれた全日本小中学生エアーライフル射撃競技選手権大会に出場し、十メートルエア・ライフル少年男子六十発で五九一・一点で優勝した。「うれしいことはうれしいが、まだ大会で六百点を超えられていない」とさらなる努力を誓う。 (小沢伸介)
 立ち上がった状態で十メートル先の標的を狙い、一時間十五分以内に六十回撃ち抜いた得点の合計で競う。標的は直径四・五五センチで、十点圏はシャープペンシルの芯ほどの直径〇・五ミリしかない。一発の点数は〇・一点刻みで最高一〇・九点。
 重さ約五キロの銃を構えてトリガーを引く時、心拍や呼吸に伴う体の揺れをどれだけ抑えられているかが結果を左右する。競技会場では音楽が流れ、観客の手拍子や歓声が起き、集中力と精神力も問われる。
 今大会は、新型コロナウイルス対策のため全国各地の射撃場で分散して開催され、吉野さんは県内の会場で一人で参加した。「途中で悪いところがあり満足できる得点ではなかったが、修正してからいい撃ち方ができた」と振り返った。
 二〇一八年二月に体験教室に参加して興味を抱き、県内最年少で射撃の資格を取得。週末に千葉市若葉区の県総合スポーツセンター射撃場に通って最低三時間は練習するほか、小規模大会にも積極的に参加して腕を磨いている。
 吉野さんは「高校でも競技を続け、国民体育大会で優勝するのが今の目標。体が揺れている時に撃ってしまう癖を克服し、六十発すべてでいい射撃ができるようにしたい」と語った。
 匝瑳市役所で優勝報告を受けた太田安規市長は「ライフル射撃を通じて立派な人間に成長してくれることが、お世話になった皆さんへの恩返しと思って頑張ってほしい」と激励した。 

◆「みんなの心 一つに」 習志野拠点 アメフト・シーガルズ

宮本泰介市長(右から2人目)に、日本一などを報告する李卓選手(同3人目)、並河研代表(同4人目)ら=習志野市役所で

 習志野市が拠点のアメリカンフットボールのチーム・オービックシーガルズが、日本社会人選手権「ジャパンエックスボウル」で優勝し、日本選手権「ライスボウル」でも学生代表に勝利して日本一になったことから、チーム代表者が13日、市役所を訪問。宮本泰介市長に報告した。オービックの社会人優勝は9回目、日本一は7年ぶり8回目。
 訪問したのは、並河研・チーム代表兼ゼネラル・マネージャーと大橋誠ヘッドコーチ、李卓(りたく)選手(25)ら。ランニングバックの李選手は、米プロフットボールNFLのプログラムで日本人初の候補選手に選ばれ、今月末に渡米するという。
 「この7年間優勝できなかったが、今シーズンはコロナ禍の中、みんなの心が一つになった」と並河代表。本場・米国でのプレーを目指す李選手は、「中学1年生でアメフトを始め、以来、NFLでのプレーを思い描き、夢だった」と話しながら「日本一を取って海外に挑戦できることがうれしい」と笑顔を見せた。
 優勝トロフィーなどを披露された宮本市長は「習志野市に夢と希望を与えてくれた」と祝福しながら、来シーズンの活躍も期待していた。 (保母哲)

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