ハンク・アーロンさん死去 大リーグ2位755本塁打

2021年1月24日 07時50分

1974年4月、通算715本塁打を放ち、ボールを掲げるブレーブスのハンク・アーロン選手=アトランタで(AP・共同)

 
 【ニューヨーク=共同】米大リーグ歴代2位の通算755本塁打を放ったハンク・アーロンさんが22日に死去した。86歳。現役時代に所属したブレーブスが発表した。死因は非公表。

 アフリカ系米国人で、人種差別と闘いながら1974年にベーブ・ルースの不滅とされた通算714本塁打のメジャー記録を更新。日本では王貞治が自身の記録を抜いた際に脚光を浴び、2人は友情でも知られた。
 34年に南部アラバマ州モービルで生まれ、黒人リーグを経て54年にブレーブスで右打ちの外野手として大リーグデビュー。57年に本塁打、打点の2冠で最優秀選手に輝き、チームをワールドシリーズ制覇に導いた。
 本塁打王と打点王は4度、首位打者は2度獲得。76年限りで現役引退するまで通算2297打点は歴代1位、3771安打は同3位。最多本塁打記録は薬物疑惑が取り沙汰されたバリー・ボンズに2007年に抜かれるまで守った。
 オールスター戦は21年連続選出、ゴールドグラブ賞は3度受賞。82年に米国野球殿堂入りし、背番号44はブレーブスとブルワーズで永久欠番になった。
 王さんとは90年から世界少年野球大会開催など普及活動で協力し、15年に旭日小綬章を受章した。
 米国ではスポーツの枠を超えて追悼の輪が広がり、バイデン大統領は「正義のために恐れず誇りを持って立ち上がる模範を示した」と声明を発表した。

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