選管ボランティアが戸別訪問で票回収…ロックダウン中のポルトガルで大統領選 現職のレベロデソウザ氏が再選

2021年1月25日 11時26分
25日、リスボンで、再選を受けて演説するレベロデソウザ大統領=AP

25日、リスボンで、再選を受けて演説するレベロデソウザ大統領=AP

 【パリ=谷悠己】24日投開票のポルトガル大統領選で、中道右派野党の社会民主党の元党首で現職のレベロデソウザ氏(72)が再選を果たした。7候補が争った1次投票の暫定集計(開票率99%)で61%超を得票し、決選投票を待たずに当選を決めた。
 ポルトガルは社会党政権だが、レベロデソウザ氏はコスタ首相らと連携し、2011年に陥った経済危機からの再建に貢献してきた。元テレビコメンテーターで国民の人気も高く、ほかの候補に大差をつけた。
 大統領は首相に比べて実権が少なく、象徴的な意味合いが強い。任期は5年。
 一方で、3位の極右政党の党首ベンチュラ氏(38)の得票率が約12%にのぼり、2位とほぼ同率だった。欧州他国ほど右派ポピュリズムが台頭していなかった同国でも、一定の支持が定着してきたことを裏付けた。
 ポルトガルは新型コロナウイルスにより都市封鎖(ロックダウン)中で、23日の新規感染者数と死者数は過去最多を更新。選管ボランティアが有権者宅を訪問して票を回収するなどしたが、投票率は30%台にとどまった。

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