朝日に照らされる雪面の波…美しい曲線描く日本百名山・谷川岳の稜線

2021年1月25日 11時50分

朝日に照らされて浮かび上がる谷川岳の稜線=15日、群馬、新潟県境で

 気温氷点下10度。朝日が昇り始めると、強風によって雪面に描かれた波状の文様が、淡いオレンジ色と濃い青に分かれて浮かび上がる。群馬、新潟県境の三国山脈にそびえる谷川岳で、稜線りょうせんが雪に覆われ美しい曲線を描いている。
 谷川岳はトマノ耳(1963メートル)、オキノ耳(1977メートル)の二つの頂からなる山で、日本百名山の一つ。谷川連峰一帯は急峻きゅうしゅんな地形で気象の変化が激しい。越後平野から湿った空気が流れ込みやすく、厳冬期は関東屈指の豪雪地帯となることで知られている。昨年12月中旬の大雪では、麓を走る関越自動車道で52時間にわたり、最大で車2000台以上が立ち往生した。
 中腹にあるスキー場とを結ぶ「谷川岳ロープウェイ」の運営会社によると、天神平ゲレンデの積雪は225センチ(24日)という。新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言を受け、谷川岳ロープウェイは2月26日まで平日の運休が決まっている。(写真と文・隈崎稔樹)

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