川崎舞台のラジオドラマ 「鬼滅の刃」で注目の鬼頭明里さんら人気声優起用で魅力発信

2021年1月26日 07時12分

ラジオドラマに登場するメインキャラクター

 川崎の街を舞台にしたラジオドラマ「ワンダーワールド」の放送が二十八日からかわさきFMで始まる。市内七区に実在する飲食店が登場。人気アニメ「鬼滅(きめつ)の刃(やいば)」の竈門禰豆子(かまどねずこ)役で注目を集めた鬼頭明里(きとうあかり)さんら人気声優も起用し、川崎の魅力を発信する。幸区在住の松金直樹さん(40)が企画・制作を手掛け、市の「都市ブランド推進事業」にも選ばれた。 (安藤恭子)
 「ここ(川崎)は法治国家だ。証拠がなければ動けねえよ。今あいつらを裁けば、それはただの暴力だ」。一月中旬、東京・中野の録音スタジオ。アニメ「NARUTO−ナルト−」のロック・リー役などで知られる声優、増川洋一さんの声が響いた。抑揚や声色を修整しながら収録が進んだ。

ラジオドラマの収録に臨む声優の増川さん=いずれも東京都中野区で

 ラジオドラマは、この世界と並行して存在する「パラレルワールド」(並行世界)の川崎を舞台にしたファンタジー。特殊な能力を持った少年少女が、苦悩を抱えながら国の在り方を求め、覇権を争う。出演する声優の録音は、新型コロナウイルスに配慮し、個別に行われた。声優には、「ジョジョの奇妙な冒険」でミスタ役を演じた鳥海浩輔さんらも参加している。
 松金さんは「ナヲキング」の名で活動するラッパー。かわさきFMでラジオドラマを手掛けたのは三作目で、今回のワンダーワールドでは、武蔵小杉や溝口エリアを想定した場面や、実在する市内七区の居酒屋や食堂を登場させた。

声優のせりふを確認しながらラジオドラマの収録を進める松金さん

 松金さんは「川崎の人たちは川崎が好きで、この街を盛り上げたい人たちが多い。ラジオドラマでもその役割を担いたいと、人気声優から声優を目指す若い人たちまで、出演してもらった。リスナーにドラマを楽しんでもらった後は『聖地巡礼』として、実在の川崎にも足を運んでもらえれば」と話している。
 ワンダーワールドは午後七時からのラジオ番組「ぐるっ人(と)川崎」内で、二十八日にスタート。全十二話で、十二月二十三日まで毎月第四木曜日に放送される。先行してCDやネット配信も二月に予定している。

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