トランスジェンダーの米軍入隊を容認 バイデン氏が大統領令 トランプ前政権の方針を転換

2021年1月26日 11時00分

25日、米首都ワシントンで話すバイデン大統領(UPI=共同)

 【ワシントン=岩田仲弘】バイデン米大統領は25日、生まれた時の性別と異なる性を生きるトランスジェンダーの米軍入隊を禁止したトランプ前政権の方針を見直し、入隊を認める大統領令に署名した。
 バイデン氏は署名にあたり「資格要件を満たした全ての米国民が軍服を着て国のために奉仕できるようにする」と強調。ホワイトハウスは声明で「多様性を包み込む軍隊は、より実効的であるだけでなく、正しく、国家の利益にかなう」と指摘した。
 大統領令は、トランスジェンダーを理由に除隊させることも即刻禁止するとともに、すでに除隊させられたり、再入隊を拒否されたケースを再調査するよう指示している。AP通信によると、昨年段階でトランスジェンダーの米兵(予備役を含む)は約1万4700人。
 トランスジェンダーの軍隊受け入れは2016年、当時のオバマ政権が認めたが、トランプ前大統領は17年に「多額の医療費が必要となり、部隊の結束を乱す」として禁止するよう国防総省に命じた。

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