「政治とカネ」菅首相が過去に追及も「記憶にありません」 案里氏の有罪判決巡り

2021年1月26日 18時39分
衆院予算委で答弁する菅首相

衆院予算委で答弁する菅首相

 菅義偉首相は26日の衆院予算委員会で、自身が野党議員だった11年前に「政治とカネ」を巡って当時の民主党政権を厳しく追及していた事実を指摘され「記憶にありません」と答えた。公選法違反で有罪判決を受けた河井案里参院議員の辞職を求める野党は「この時のあなたはどこにいる」と皮肉った。
 立憲民主党の本多平直氏が、民主党議員(当時)の政治資金規正法違反事件が話題になった2010年2月の衆院予算委の議事録から「野党時代の首相もかっこよく質問している」と取り上げた。「嫌疑不十分で不起訴になった議員に『黒に近い灰色』と言い、起訴された議員には辞職勧告決議を出して当時の(鳩山由紀夫)首相を責め立てた」と、現在の対応との違いを指摘した。
 首相は「10数年前のことで、今即座に思い浮かべることはできない」とし、案里氏に関しては「政治家の出処進退は自らが判断すべきだ」と話すにとどめた。(井上峻輔)

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