<新型コロナ ミニ知識>血中酸素量の低下知らせる

2021年1月27日 08時22分

血中の酸素量を測るパルスオキシメーター=コニカミノルタ提供

 新型コロナウイルス感染症は、軽症や無症状と診断されても、急激に悪化する例が少なくない。専門家は、自宅やホテルなどで療養している人で「呼吸が苦しかったり、発熱が持続したりする場合は、保健所や医療機関に早めに相談してほしい」と呼び掛けている。
 以前は軽症でも入院できたが、感染者増加で病床確保が難しくなっていくに伴い、重症化しやすい高齢者でも自宅やホテルで療養することが増えている。
 軽症者は安静にしていれば自然に治っていくことが多く、必ずしも薬が必要なわけではない。ただ最前線で治療に関わってきた国立がん研究センター中央病院の岩田敏(さとし)感染症部長は「元気だった50、60代の人が、さほど苦しいといった症状なく悪くなることがあり、事前にどうなるかの予測もしづらい。注意が必要な感染症だ」と話す。悪化のサインといえるのが血液中の酸素量の低下で、これを測る医療機器「パルスオキシメーター」の活用も有効だ。入院調整に時間がかかっている現状では、自宅やホテル療養者の症状の変化に、より一層気を配る必要があるという。 (共同)

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