<新型コロナ>解凍や希釈の手順確認…川崎市で初のワクチン接種会場運営訓練

2021年1月28日 07時34分
集団接種会場の運営訓練で看護師(右)の模擬接種を受ける市民役の女性(左)。実際の接種は行われなかった=いずれも幸区の市立看護短大で

集団接種会場の運営訓練で看護師(右)の模擬接種を受ける市民役の女性(左)。実際の接種は行われなかった=いずれも幸区の市立看護短大で

  • 集団接種会場の運営訓練で看護師(右)の模擬接種を受ける市民役の女性(左)。実際の接種は行われなかった=いずれも幸区の市立看護短大で
  • ダミーのワクチンを扱う担当者。後ろは零下75度程度で保管する超低温冷凍庫
  • 接種後、副反応を確認するための経過観察で待機する市民役の人たち
  • 記入した問診票などを市職員に確認してもらう市民役の女性ら(右)
 川崎市幸区の市立看護短大の体育館を会場に、二十七日に行われた新型コロナウイルスのワクチン接種会場運営訓練。換気や手指消毒、いすの間隔を空けるなど、「密」を避ける対策をとって行われた。バスケットボールコートほどの会場には、ワクチンを保管する超低温冷凍庫も置かれた。
 訓練には市民役の二十人が参加。入り口で健康状態を記入する問診票などを受け取り、医師の問診、看護師による模擬接種を経て、何のワクチンを受けたか分かる接種済み証を渡された。問診では「ワクチンで持病が悪化しないか」と尋ねる高齢女性に、医師が「かかりつけ医の了解が取れていれば大丈夫」などと答える場面もあった。
 接種後に待機する経過観察エリアの壁には、頭痛や筋肉の痛みなど起こり得る副反応の症状や、三週間後に二回目の接種を受けることの説明書きが掲示された。
 数千回分のワクチンを保管できる超低温冷凍庫も設置し、解凍や希釈して使う手順が確認された。福田紀彦市長は「医療従事者の確保や会場選定などが課題。自治体のワクチン接種体制について、国には正確な情報発信をお願いしたい」と述べた。 (安藤恭子)

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