カツオ大漁 沸く勝浦 初水揚げ、昨年上回る12.5トン

2021年1月28日 07時42分

勝浦漁港に初入港し、水揚げされたカツオ=勝浦市で

 勝浦市の勝浦漁港で二十七日早朝、今年初のカツオの水揚げが行われた。小笠原諸島南方で一本釣りした約一二・五トンが水揚げされ、昨年同期の約七・五トンを大幅に上回った。港は待ちわびた漁業関係者で活気づいた。
 一番船となったのは昨年同様、三重県志摩市のカツオ一本釣り漁船「甚一丸(じんいちまる)」(一一八トン)。今月二十日に地元を出港し、船員十六人で操業を続けていたところ大きなカツオの群れを探し当てたという。東岡剛漁労長(56)は「重さは八〜十キロ台が多い。新鮮なカツオを食べて元気になってほしい」と語った。
 水揚げされたカツオは、勝浦漁業協同組合の職員らがベルトコンベヤーを使って運び、大きさごとに選別。その後の競りで値が付けられ、首都圏や地元に向けて出荷された。
 勝浦漁協の石井春人組合長(70)は「新型コロナウイルスで魚の値段が下がっている時期だからこそ、高級な魚も手に入りやすくなっている。今後、良い値が付けば、みんなの刺激になる」と話した。
 勝浦漁港は全国有数のカツオの水揚げ量を誇り、昨年は約五千八百トン、水揚げ金額は約二六・五億円を記録した。
 今後、暖かくなるにつれ房総沖でもカツオの一本釣りが本格化し、ゴールデンウイーク前後に水揚げの最盛期を迎える。(山田雄一郎)

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