<新型コロナ>小池知事「命に関わる」と危機感 東京の新規感染、高齢者が2割に

2021年1月29日 11時01分
取材に答える小池知事(1月26日)

取材に答える小池知事(1月26日)

 新型コロナウイルス感染症対策を巡る東京都のモニタリング会議が28日あり、新規感染者のうち重症化リスクの高い65歳以上の高齢者の比率が増え、2割程度と高い水準になっていることが報告された。都は入院患者急増に対応するため、コロナ病床を700百床増やし、4700百床を確保したと明らかにした。うち重症者用は15床増の265床になった。
 都によると、19~25日の一週間で、新たに感染した高齢者は1663人(全体の21・8%)と、前週の1604人(15・8%)を上回った。27日時点の重症患者159人のうち60代以上が85・5%を占めている。
 小池百合子知事は「65歳以上が増加傾向にあると命に関わる」と指摘。全体の新規陽性者数は減少傾向にあるが「1週間平均では1000人前後と高止まりしている」と懸念を示した。
 会議ではほかに、都医学総合研究所から、昨年9~12月に都内14病院で実施した、新型コロナと診断されたことのない外来受診者(約1400人)に対する抗体調査の結果も報告された。抗体が確認され、本人が気付かずに感染していた事例が9、10月には1・2%だったのが、11、12月には1・8%に増えていた。担当者は「市中感染の広がりが推測される」と指摘した。(小倉貞俊)

関連キーワード


おすすめ情報

東京の新着

記事一覧