東海大菅生 センバツ 「夏の3年生優勝があって、春がある。その気持ちを背負う」

2021年1月30日 06時48分

帽子を投げ合い、選抜出場を喜ぶ野球部員ら=あきる野市で

 新型コロナウイルス感染症の影響で、二年ぶりの開催となる選抜高校野球大会への出場を決めた東海大菅生(あきる野市)の野球部員は二十九日、喜びを爆発させた。昨年夏の西東京大会を制したが、甲子園大会は中止となり、全国の強豪と対戦できなかった。部員らは「大会があることに感謝したい」と甲子園での活躍を誓った。 (布施谷航、服部展和)
 同校は秋季都大会で日大三(町田市)を破って優勝し、選抜出場は確実とみられていた。午後四時に峰岸英仁校長が「ただいま連絡がありました。しっかり準備して活躍してください」と出場決定を報告。部員は前庭で帽子を天高く投げて喜びを分かち合った。
 昨夏の西東京大会で優勝。東大会を制した帝京(板橋区)とともに、本来ならば都代表として夏の甲子園でプレーするはずだった。栄塁唯(るい)主将は「夏の三年生の優勝があってこそ今がある。その気持ちを背負って春に活躍したい」と語った。
 六十九人の野球部員の多くが寮生活を送り、コロナ対策のために寮と学校を往復するだけの生活を余儀なくされている。感染状況次第では昨年に続いて選抜大会が中止となる可能性もあるが、若林弘泰監督は「不安がっていても仕方がない。なかった時はその時に考える」と強調した。
 日大三は関東・東京地区の最後の一枠を東海大相模(相模原市)と競ったが、出場を逃した。小倉全由(まさよし)監督は部員約四十人に「夏の甲子園に向かって気持ちを切り替え、頑張っていこう」と呼び掛けた。二年の山岡航大(こうた)主将は「夏に向けて自分たちの持ち味を出せるチームをつくり、リベンジしたい」と話した。

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