高齢者施設の死者、公表の1.5倍? 米NYで 搬送後の死亡、数えていなかった!

2021年1月30日 21時06分

新型コロナウイルス(NIAID提供)

 【ニューヨーク=杉藤貴浩】米東部ニューヨーク州で、高齢者入所施設での新型コロナウイルスによる死者が、州が公表してきた値の約1.5倍に上る疑いが浮上している。病院に搬送された後の死亡の多くを公表値に含んでいなかったとみられ、施設でのずさんな感染対策とともに批判を浴びている。
 同州司法省が28日、州内約600カ所のうち62カ所の施設を調査した報告書で明らかにした。保健当局が公表している高齢者施設でのコロナ関連死は約8700人だが、最大約1万3000人となる計算。州全体のコロナによる死者は3万4000人余りで、施設入所者の死亡が4割近くに達することになる。
 同州のコロナ対応を巡っては、感染が広がった昨年3月に病床確保のため一部の高齢者施設を一般のコロナ感染者向けに使用し、施設での感染爆発につながったとの批判もある。

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