自民議員の銀座クラブ訪問で虚偽説明の疑い…加藤官房長官「まず事実の把握を」

2021年2月1日 13時30分
加藤勝信官房長官

加藤勝信官房長官

 1日の官房長官会見では、自民党国対委員長代理を辞任した松本純元国家公安委員長の緊急事態宣言下での銀座クラブ訪問に同席したとして、自民党の大塚高司衆院議院運営委員会理事と田野瀬太道文部科学副大臣が役職を辞任する意向を固めたとされる報道などに、質問が出た。
 松本氏はこれまで銀座のクラブに「1人で行った」と説明しており、説明が虚偽だった疑いが浮上。加藤勝信官房長官は「事実の把握をしっかりしないといけない」と繰り返した。
 
 1日には、大塚、田野瀬両氏の問題に加え、公明党の遠山清彦衆院議員が銀座クラブの問題などを受けて、議員辞職する意向を示した。
 加藤氏は、まず遠山氏が議員辞職することに「政治家の出処進退、本人が判断すべきもの。個々の点についてはコメントを差し控えたい」とした。さらに「田野瀬文科副大臣等の報道があることは承知しているが、報道の内容について承知しているわけではない。そうした実態の事実の把握等はしっかりしないといけない」と述べた。
 その上で「緊急事態の下で、対象地域では飲食店の営業時間の短縮、住民の皆さんに対する不要不急の外出・移動の自粛の徹底をお願いしている。いろいろとご負担もある中、私ども議員、国政を担うものとしては、そのことをしっかり踏まえた対応をすることは当然求められている」とした。
 また「田野瀬副大臣から政府側に今回の事態の説明はなかったのか」と質問されると、加藤氏は「現時点では私自身は承知していない。いずれにしろ、その辺を含めて把握していく必要がある」と答えた。
 さらに記者からは「松本純氏は記者団に『1人で訪れていた』と説明していたが、田野瀬副大臣が同席していれば事実と異なる説明になる」「事実を把握した上で、政府として田野瀬副大臣に何らかの処分を出すのか」との質問が出た。
 加藤氏は「今の問いに答える前提として、事実の把握をまずしていく必要がある」「国民の皆さんに緊急事態宣言下でいろいろとご不便をおかけしている。その中で国政を担うものとして、そこを念頭に対応しなくちゃならない。その下で事実把握をしっかり把握させていただきたい。その上でということだと思います」と述べるにとどめた。

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