ブラック・ジャックがマンホール蓋に 医療従事者にエール 手塚治虫さんが晩年過ごした東久留米市内に

2021年2月2日 07時28分

東久留米市内に設置されるブラック・ジャックのマンホール蓋のデザイン

 漫画家・手塚治虫さん(一九二八〜一九八九年)が晩年を過ごした東久留米市内に二月下旬、数々の難病患者の命を救った天才外科医の物語「ブラック・ジャック」のキャラクターを描いたデザインマンホール蓋(ふた)が設置される。市によると、ブラック・ジャックが描かれたマンホール蓋は全国で初めて。
 市制施行五十周年記念事業の一環として、市が手塚プロダクションに協力を依頼し、ブラック・ジャックや助手のピノコなど計五種類を制作した。観光振興に加え、コロナ禍と戦う医療従事者へのエールの意味も込めた。
 制作費はデザイン使用料を含めて約百七十七万円。設置場所は市役所の敷地内や生涯学習センター近くの中央町二丁目など計五カ所を予定。設置後、ファンがマンホール巡りをしやすいようホームページに詳しい地図を掲示する。
 一方、市と市商工会が二月中旬に西武池袋線東久留米駅の西口ロータリーに設置を予定していたブラック・ジャックとピノコ像は、コロナ禍の影響などで制作作業が遅れ、三月上旬以降に設置を延期した。
 市産業政策課の島崎修課長は「手塚さんが住んでいたこの街に作品をモチーフにしたものが設置されるのは感慨深い。私を含め多くの市民が子どものころ、手塚マンガに親しんだ。その気持ちはきっと共有してもらえると思う」と話した。 (花井勝規)

ピノコのマンホール蓋のデザイン (c)Tezuka Productions


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