若者はなぜ投票しない? 前橋市議選題材に意見交換

2021年2月2日 07時53分

選挙について話す栗原さん(右から2番目)ら=前橋市で

 10〜20代の若者が7日に投開票される前橋市議選に関心を持つように、若者のグループ「Youth Vote Maebashi(YVM)」が告示日の1月31日、同市千代田町のイベントスペース「まちなか工房」で市議選をテーマに意見交換するイベントを開いた。YVMの栗原大輔代表(27)=同市=は「政治や選挙を仕事などと同じように日常に溶け込ませたい。自分事として考える機会になれば」と投票を呼び掛けている。 (市川勘太郎)
 YVMは昨年二月、市長選中に栗原代表が発足させた。市長選の立候補予定者の公開討論会を開いた際、若者向けの政策が少ないと感じ、原因は若者の投票率が低いことにあると考えたためだ。
 今回のイベントでは、来場者は各候補者の選挙ポスターを見ながら歓談。意見交換に移り、栗原代表と、政策提言をする「日本若者協議会」(東京)に所属する群馬大社会情報学部四年の福井健一郎さん(22)、独自の教育に取り組む団体「オッドスクール」(前橋市)の渡辺慎也代表(30)が「若者はなぜ投票に行かないのか」など三つのテーマを語り合い、ライブ配信も実施した。
 意見交換では、市議に対して「会って話したことがなく、雲の上の存在に感じる」、「国政だけでなく地方議員の活動が見える仕組みが必要」という指摘や、「議員は一緒に町を良くするパートナーと捉えると良いのでは」などの見方が出た。会場には市民の若者ら十人が訪れ、計三十八人が配信を視聴した。
 七日は午後五時から、まちなか工房で投票をテーマに語るイベントも開催。投票した人が対象で、投票所の看板を撮るなどして証明する必要がある。コーヒーや、市内で活躍するシェフが作るチョコレート(先着二十五人)を振る舞う。参加無料。

関連キーワード

PR情報