国民の皆さんにはもうひと踏ん張りしていただき… <緊急事態延長・菅首相会見詳報>

2021年2月2日 22時30分

記者会見する菅首相(左)と政府の感染症対策分科会の尾身茂会長

 記者(産経新聞) 今回の決定でどんな点を悩んだか。
 首相 多くの地域を解除し、延長は短期間にした方がいいとか、いろんな考え方がある。そういう中で、感染をしっかり減少させ、病床の負荷を下げる必要があると判断した。
 記者(TBS) 飲食店への協力金についてより柔軟な対応を取る考えは。
 首相 飲食店への協力金について1店舗あたり(1日)6万円を支給している。東京都の平均的な店舗の固定費をおおむね賄えるという報告を受けている。店舗ごとの支給とすることで大規模チェーンであっても店舗数に応じて支払われる。
 記者(ラジオ日本) 緊急事態宣言の発出について国会で「迷いに迷い、悩みに悩んだ」と答弁したが、具体的には。
 首相 緊急事態宣言を発出することによって多くの国民に大きな制約をお願いするようになる。最良の判断を総理大臣としてしなければならないわけであり、いろんな方に相談し、海外の事例なども情報をいただく中で決断した。
 記者(ジャパンタイムズ) 感染拡大防止と経済を両立させる判断は正しかったか。
 首相 国民の命と暮らしを守るのは総理大臣として最大の責務だ。(観光支援事業の)Go To(トラベル)について全国一時停止という判断をしたが、コロナ対策、感染阻止を優先して取り組んでいることが分かっていただけるのではないか。
 記者(英軍事誌・ジェーンズ・ディフェンス・ウイークリー) ワクチン接種になぜこんなに時間がかかるのか。
 首相 ワクチンの確保は日本は早かったと思う。ただ、接種までの時間が海外と(比べて)遅れていることは事実だ。

【首相会見の流れ】

 菅首相の冒頭発言後、内閣記者会の幹事2社(各社の持ち回り制)が順に代表質問した。その後、司会の山田真貴子内閣広報官が挙手した記者の中から指名。本紙記者は指名されなかった。幹事社を含め11人が質問した後、挙手している記者がいる中で、予定していた時間が過ぎたとして49分で打ち切った。政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長も同席した。
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