「東京五輪に新たな”憤激”」「日本人に平手打ち」 森喜朗会長の女性蔑視発言に世界のメディア反発

2021年2月4日 10時30分
森喜朗会長

森喜朗会長

 東京五輪組織委員会の森喜朗会長(83)は3日、日本オリンピック委員会(JOC)が女性理事を増やす方針を受け、「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」「女性を増やす場合は発言の時間もある程度は規制しておかないと、なかなか終わらないので困る」と発言。世界メディアはこの発言を伝え、批判した。
 米紙ニューヨーク・ポストは「東京五輪の会長が性差別的な不満をぶちまけ、物議」の見出しで「身内の行いにより、東京五輪はさらなる問題を抱えている。元首相の女性に関するコメントに、その場(JOC臨時評議員会)で笑いさえ起きたという」と不快感を報じた。
 米紙ニューヨーク・タイムズは「東京五輪の長が会議で女性を制限するよう提言し、激怒に油を注いだ。既にコスト増と世論の猛反対にあえぐ東京五輪の組織委員会は、新たな“憤激”にも直面している。ツイッターは炎上し、ユーザーは辞職を求め、森氏の年齢と時代遅れを糾弾。ソーシャルメディアは、この会議の場で森氏のコメントへ反論が出なかったことにも失望した」と報じた。
 インドのニュースサイトWIONは「性差別だとの大合唱が勃発。森氏が公の発言でしくじり続きなのは広く知られている」と報じた。
 森会長は2日、今夏の五輪開催について「私たちはコロナがどういう形であろうと必ずやる」と断言。これに対し、豪州の大手ニュースサイト、ニュースドットコムauは「東京に巨大な中指をおっ立ててみせた。公然と“とんちんかん”な主張」とやゆし、仏AFP通信は「日本の人々に対する顔面への平手打ちだ」と批判していた。

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