「#わきまえない女」がTwitterトレンド1位に 森喜朗会長の女性蔑視発言に抗議の声が続々

2021年2月4日 18時45分

ハッシュタグ「#わきまえない女」を付けた新日本婦人の会のツイート

 「#わきまえない女ですが何か?」「私は絶対に黙りません」「この社会を男だけでつくってきたとでも?」-。東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長(83)の3日の女性蔑視発言に対し、会員制交流サイト(SNS)では4日、怒りや抗議の声が相次いだ。
 ツイッターでは4日午前、#わきまえない女 という言葉がトレンド1位に。森会長が、発言の短い組織委員会の女性理事らを「わきまえておられる」と称えたことを受けたもので、ハッシュタグ(投稿用のキーワード)が作られると一気に共感が広がった。
 平塚らいてう、いわさきちひろらのよびかけで創立された女性団体「新日本婦人の会」アカウントは「あら、お呼びでしょうか?」と軽やかに参加。「大先輩の平塚らいてうはじめ、その譜は脈々と受け継がれています」と投稿した。森会長が4日の釈明記者会見で「一般論として、女性の数だけを増やすのは考えものだということが言いたかった。女性を蔑視する意図はまったくない」と弁明すると、「盛大にずっこけた。言い訳にもならない」と切り捨てた。
 ツイッターにはこのほか、「わたし達の今の生活は過去のわきまえない女達のおかげで成り立っている」との感謝の声や、「今を生きる私たちが継いで声を上げなきゃいけない。黙らない。わきまえない」「むしろ、わきまえると次世代が苦労する」「今後の会議も黙っていられないことには口出すぞ~」といった決意のほか、衆院選挙を念頭に置いた「たくさんのわきまえない女に当選していただき、政界を変えていただきたい」との投稿もあった。
 森氏の発言への批判だけでなく、それを許容するいまの日本社会への問題提起も。「森さんが退任すればいいって話じゃなく、問題はこんな発言をするような感覚の80代の元首相が大会組織委員会の会長になるような社会なのかというところ。」という書き込みには1万を超す「いいね」が寄せられ、「おっしゃる通り」「ほんとコレ」「時代が昭和のまま」などと共感が相次いだ。

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