性暴力から子どもを守れ 教諭の聞き取り技術向上を 千葉市教委が研修スタートへ

2021年2月6日 07時36分
 性暴力被害が疑われる子どもへの対応力を高めてもらおうと、千葉市教育委員会は2021年度から、小中学校の教諭向けの研修を始める。子どもを傷つけないよう注意しながら、児童相談所などへの通告に必要な情報を聞き取る技術を学んでもらう。
 市教委によると、対象は市立小中学校の養護教諭と教育相談担当の教諭。米国で考案された面接技法を活用し、被害を受けた子どもの心理の変化、誘導尋問にならない聞き取り方法などに理解を深めてもらう。
 市内では18年に市立小学校教諭が複数の児童へのわいせつ行為で逮捕される事件が発生。子どもの性被害は身近な大人が加害者になるケースが多く、表面化しにくいとされる。事件では被害発覚まで数年かかったため、市教委は被害相談を受ける可能性がある教諭らに適切な対応方法を学んでもらう狙い。
 当初予算案に外部講師への委託料など計36万円を盛った。可決されれば、今夏に定員40人の研修を行う。 (太田理英子)

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