<コロナ緊急事態>アンケート 医療 自粛ストレス 行政…不安幅広く

2020年5月10日 02時00分
 新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う緊急事態宣言の延長を受け、本紙は無料通信アプリLINE(ライン)を使い、「ニュースあなた発」のフォロワーにアンケートを行った。コロナ禍における生活の困り事や悩みを複数回答で聞いたところ、感染への不安やストレス、政府・行政の対応を挙げた人はいずれも半数を超えた。生活困窮を訴えた人も37・5%に上った。 (渡辺聖子、西川正志)
 首都圏の家電量販店で、空調機器メーカーの商品説明をしていた四十代の派遣販売員の男性は、雇用契約が更新されず、二月末に職を失った。勤務先の店では、外国人観光客の姿が減りつつあった。派遣会社から「メーカーが派遣用の人件費を出さなくなった」と説明を受け、「新型コロナの影響もある」と言われた。
 空調の専門知識を生かして再び同じ仕事に就きたくても、休業する店舗が増え、求人がない状態。今は失業給付を受け、東京都内で六十代の母親と一日千五百円ほどで暮らす。「この仕事を十年続け、不況などで何度も派遣切りに遭ってきたが、今回は(再雇用の)見通しが立たない。五十歳近いので、新しい仕事に就ける自信がない」と声を落とした。
<調査方法> LINEでのアンケートは、政府が緊急事態宣言の延長を発表した4日夜から6日午後3時まで実施。「ニュースあなた発」のフォロワー1283人に呼び掛け、28都道府県の387人から回答を得た。性別は男性187人、女性196人、その他4人。年齢は10代5人、20代21人、30代23人、40代78人、50代114人、60代91人、70歳以上55人だった。
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 この調査は、多様な方々の生の声を聞き取ることが目的で、無作為抽出で民意を把握する世論調査とは異なります。

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