ある「きたく」なる地図発行 渋沢〜芥川結ぶ「文化ロードMAP」

2021年2月11日 07時29分
 NHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」(十四日放送開始)の主人公、実業家の渋沢栄一(一八四〇〜一九三一年)の邸宅があった飛鳥山公園や、作家の芥川龍之介(一八九二〜一九二七年)が暮らした田端を紹介する北区の絵地図「文化ロードMAP 飛鳥山〜田端」=写真=が完成した。文化施設のほか飲食店なども紹介され、北区だけに“あるきたく”なる地図となっている。 (砂上麻子)
 田端文士村記念館(田端六)や飛鳥山博物館(王子一)、旧古河庭園(西ケ原一)など、区内の文化施設五カ所のスタッフらでつくる「文化ロードマップ実行委員会」が発行。区内在住で、本紙TOKYO発面「東京どんぶらこ」で絵地図を手掛ける高橋美江さんがイラストなどを描いた。
 歴史や文化的な魅力を伝える目的の地図は、飛鳥山から田端駅まで約三キロを「文化ロード」と設定。文化施設は飛鳥山公園の渋沢史料館、バラで有名な旧古河庭園、芥川の旧居跡に開設準備中の芥川龍之介記念館(仮称)など二十六カ所を示した。掲載した飲食店などは三十二カ所。渋沢と飛鳥山、芥川と田端の関係を解説したコラムもある。
 委員会事務局で田端文士村記念館の石川士朗館長補佐は「北区で働く委員が編集し、高橋さんが絵を描いた『メイド・バイ・北区』の地図。新型コロナ感染の状況を見ながら、散歩に活用してほしい」と期待する。現在、緊急事態宣言再発令中で、施設を訪れる際は開館しているか、予約がいるかなどを事前に確認する必要がある。
 地図はB3サイズで、四万部印刷。十四日から田端文士村記念館、飛鳥山博物館などで無料で配布する。問い合わせは、田端文士村記念館=電03(5685)5171=へ。

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